事故を起こさない仕組みづくりが大切

仕事は優先順位をつけて行うべきというのが通説です。
そしてその順位で最優先すべきは緊急ではないが重要な仕事と言われています。

しかしそれを頭に入れていたとしても、現実では対応は緊急の度合いが高いものが最優先される。そのような中で重要なことを優先するのは無理と見なされます。

その現状は、言ってみれば重要な仕事をきちんとこなせる余裕がなく、結果的に緊急的なトラブルが発生し、常に翻弄されるという悪循環に巻き込まれてしまっているのです。

つまり優先すべきは事故を起こさないための仕組み作りと言えます。
これこそが、本当の意味で心がけておきたい肝の部分です。
もし、いつも緊急の案件で振り回されている人は、まずその緊急事態が発生しないような状態に持っていくことが優先事項となります。

また、その次に優先すべき重要事項は、成果を高めるための業務です。

これは少ない時間の中で最大限の結果を出すことを意味しています。つまり効率化を進めて普段の業務の中で時間を作り出すことが大事だといえます。

単に業務に追われ続ける人は、それをこなすことで精いっぱいの状態が続いています。その上で、なんとか空いた時間を使って重要なことを行おうとするのは、まるで刃こぼれを起こしたのこぎりで一生懸命木を切っているようなものです。

まずはそののこぎりの刃を研ぐことが重要なのです。そうすれば苦労せずに木を沢山切ることができるようになります。
優先順位をつけるとは、このように成果を多く出すために何をすべきかを考えることを指すのです。

今回は、優先順位の付け方で重要なポイントを挙げましたが、実際に色々な仕事をする中で頭で優先順位を整理するのは案外難しいものです。
こちらの「優先順位をつけるのが苦手なあなたへ」のサイトに、優先順位の付け方がより細かくわかりやすくまとめてあったので、気になる方はアクセスしてみてください。